その他の流産

流産と名のつくものには他に、

・稽留(けいりゅう)流産

・進行性流産

・完全流産

・不完全流産

とあります。


残念ながら、どの流産ももう赤ちゃんの命を救えるものはありません。


稽留流産とは、出血や痛みはないけれども、

お腹の中で赤ちゃんがすでに亡くなっており、

検診で超音波検査をしたときに赤ちゃんの

成長が見られないことで診断されます。

この稽留流産は、妊娠の初期によく見られます。


稽留流産後は自然に出血を待つか、

手術により子宮内のものを取り除くかしなくてはいけません。


痛みも出血もなく、我が子が無事に育っていると

信じて疑わないお母さんにとって、

医師の稽留流産の診断は受け入れがたいものです。


しかし、赤ちゃんが亡くなってしまった後は母体にとって異物でしかなく、

それをそのままにしていると次回の妊娠にも影響がでます。


また、自然に出血を待っても、子宮内の物が

残っている場合はやはり手術となります。


手術は全身麻酔で行われます。

特殊な器具を使って、子宮内のものを掻き出します。

手術の時間はほんの10分程度です。


実はこの方法が、妊娠12週までの中絶処置と同じなんです。


しかし中絶と違って流産は保険適用となりますので、

私の場合、手術費は一万強でした。


また、私の経験談ですが、

手術中に麻酔が切れると、下腹部に違和感を感じます。

しかし、体はピクリとも動きませんし、痛いとも思いません。

ボーっとした意識で医師や看護士の会話を聞いていると

いつの間にか手術は終わります。


手術後は一時間ほど横になっていましたが、

頭を動かすと数日は頭がフラ付くと看護士に言われたので、

ひたすらじっとしていました。


ほんの半日の入院で、あとは家に帰って安静にしていました。

手術から3日ほどはやはり安静にしておくほうがいいでしょう。


体もですが、心も十分に傷ついているからです。

無理をしても、心と体のバランスがうまくとれず、余計に辛くなります。


今だけは泣きたいだけ泣いていいと思います。

そして、自分の気持ちを旦那様に話して一緒に乗り越えてください。

一人だけで辛いわけではありません。


旦那様も赤ちゃんを失い、愛する妻が傷ついている姿に

どうしていいかわからないはずです。

夫婦で乗り越えて、また次の命を授かれるよう、絆を強く持ってください。


話が長くなりましたが、他の流産についても説明させていただきます。


進行性流産とは、胎盤その他の付属物が剥がれ、

今まさに流産の出血が起こっている状態です。


この進行性流産は、胎児の心拍も確認できませんし、

流産を食い止めることのできない状態です。


完全流産とは、すでに子宮から完全に胎盤その他の付属物

が剥がれてしまい、出血とともに外に出てしまった状態です。


子宮内はからっぽになっているので手術の必要もなく、

そのまま自然に次の生理を待つか、

病院によっては生理を起こす薬を処方されます。


不完全流産とは、胎児が先に外に出てしまい、

胎盤その他の付属物はまだ子宮内に残っている状態です。


胎児は外に出てしまっているので、望みは全くありません。

そして、子宮内の物を取り除くための手術を受ける必要があります。

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